春日部革新懇

市民の力で9条の碑を建立

 憲法記念日の5月3日、春日部市内小渕にある小淵山観音院正賢寺の境内に建立された「憲法9条の碑」の除幕式が行われました。当日は天候もよく、およそ100名の人が集まり盛大な除幕式となりました。

  冒頭「春日部に憲法9条の碑を建てる会」の牛山積代表世話人から「結成1年でこのような素晴らしい碑を市民の力を結集し、春日部市に建立できたことは本当に素晴らしいことです」と力強い挨拶がありました。

 小渕山観音院の住職尾花樹芳さんは、「この石碑を通して戦争や平和を考える場になれば」と訴えました。また、石川市長のあいさつとジャーナリストの伊藤千尋さんからのメッセージも読み上げられました。合唱団「レインボー」の皆さんが「憲法9条」の歌を披露しました。

 この9条の碑は、前面に日本国憲法前文と9条が、背面には募金者名(434名の募金者のうち希望者320人と年金者組合春日部支部を初め30団体)が刻印されています。全国に数ある9条の碑の中で憲法の前文が刻まれているのは春日部市を含めて3か所しかないという貴重な碑です。また、市民から募金を集め(365万3222円)、文字通り市民運動で建立した碑も貴重なものです。

 

 なお、この碑の建立に力を注がれ、除幕式の司会を担当された県革新懇事務局で春日部市革新懇事務局長を務められた星貢市さんが急逝されました。紙面を借りてお悔やみ申し上げます。

春日部に憲法9条の碑を建てる会ニュース

   9条碑完成「除幕式」を5月3日に       ☜こちらをクリックしてください

                           (2面に伊藤千尋さんのメッセージが掲載)


春日部に憲法9条の碑を建てる会ニュース

 募金も集まり始めていよいよどんなデザインにするか?

 ニュース№1が発行されました

                                     ☟1面を紹介


ごいっしょに憲法9条の碑を建てませんか☜案内を開いてご覧ください

  建立場所が決まり、予算も立て、資金集めなどいよいよ具体的に

 平和の願いの「憲法9条の碑」の建立に向けて進み始めました

 


      春日部にも「憲法九条の碑」をの声が上がり2回の懇談会を開きました

   懇談会で構想がより具体的になり賛同の声も寄せられています

  具体化をすすめるため3回目の懇談会を開催します


2月22日(土)に

「反原発のエキスパート対談学習会」

 を開催。

 

福島いわき市の伊東達也さん

 (原発問題住民運動全国連絡センター

  筆頭代表委員・全国革新懇代表世話人)

・「起こるべくして起きた福島原発大事故

 ~謝れ、償え、なくせ原発・放射能汚染」

 と題した冊子や膨大な資料を準備して講演

 

共に原発事故を追求してきた地元

春日部の牛山積さん(早稲田大学名誉教授)

「法律学の目から市民の目へ」という詳細

な資料を用意されて伊東さんとは別の視点

で原発や原発事故に迫りました。

 

場内からの発言とも絡めてさらに講演を

深めました。原発知識のあいまいさが

整理されるかってない学習会となり、

予定していた終了時刻を過ぎ、実に充実

した「反原発のつどい」になりました

感想の一部を紹介します

  ◆原発は要らないと強く思った

  ◆放射能の悲惨さはわかっていたはず

   なのに原発はできた。あらためて問題

   を持ちました

  ◆「原発は基本的人権を侵害している。

    憲法違反と言える」、というお話が

    印象に残りました

  ◆そこに住む人たちの大変さや苦労に

   寄り添うことをずっと続けていく必要

   があると感じた

  ◆原発の全体像が改めてよくわかった


日米地位協定学習講座第3弾

 

12月14日(土)に

「日米地位協定連続学習講座」

最終会となる3回目を開催

今回のテーマは、日米合同委員会

の実態。占領状態のまま独立を回復

していない日本の現状が具体的に示され、

怒りと同時に行動しなければの

思いが高まりましたこれまで同様、

今回も詳細で分かりやすい資料を駆

使された講義で参加者からは絶賛でした。

2019年をしめくくり、来年へのはずみとなりました。       (事務局長 星貢市)                          

 

 講師はおなじみになった              熱心に聞き入り、学習を深める参加者

 埼玉県平和委員会の二橋元長さん


日米地位協定連続学習会第1弾

   「日本の空は米軍かって気ままな空に!?」

 10月27日(日)春日部革新懇は総会を行い、その後の記念講演に二橋元長さんの記念講演を開催

 日本の航空法に縛られずに、住民の安全や平穏な暮らしおびやかす自由放任の訓練飛行をしている

 同じ敗戦国のイタリアやドイツでは出来ないことが日本では可能にしている実態を聞きました


第6回福島支援ツアー

 初日は原発問題住民運動連絡センター代表委員の伊東達也さんのお話と案内で、復興を意識させる

 新しい施設や住宅、ニュータウン等々まさに見せかけの虚構の実態がよく理解できた。


東電廃炉資料館は金をかけた大掛かりな

映像を駆使して。事故の反省やお詫びが

ここかしこに展示してあり、事故収束に

向けて頑張るアピールが反省の姿勢より

東電スタッフはすごーい!の思いを持た

せてしまう展示に感じました。

 原住連運動の核として大奮闘の楢葉町宝鏡寺住職の早川篤雄さんを訪ねてました。

 膨大な資料を示し、憤りあふれる熱いお話で、地震や津波の天災ではなくこの原発事故は

 起こるべくして起こった人災だと強調されました。



「日本国憲法は希望・九条は宝」

9月28日(土)春日部9条の会は、白神優里子弁護士を

招いて「平和のための学習会」を開催しました。

春日部革新懇は協賛団体としてサポートしました。白神さ

んは、高校生平和ゼミナールの活動に参加する中で弁護士

を志したそうです。とにかく歯切れの良い、わかりやすい

講演で、参加者を大いに勇気づけてくれました。

白神さんは、日本国憲法との出会いが私を180度変えた

日本国憲法は希望の存在です、と熱く語りかけました。

安倍首相による憲法違反の政治を厳しく批判し、改憲の問

題点を解説、日本国憲法の「希望」を一緒に伝え合ってい

くことが大切だと結びました。